先週のブログで、はらみ線の3本目が重要で以下にように予想を書きました。
①週足チャートが陽線で終わったら例年通り9月から上げ相場
②陰線だったら23000円ラインが意識され上値が重い展開に
では先週の週足チャートを見て、答え合わせをしてみましょう。
ふ~。木曜日までは、いい感じの陽線だったのですよ。私の予想①の方で、このままいい感じで9月は上げ相場になるかと思いましたが、金曜日の14時に安倍首相の電撃辞任発表!!
これで一気に日経平均は下げて、週足は十字陰線で終わりました。
とは言え下げ幅も-326.21(-1.41%)と限定的で、月曜日の始値に戻った程度です。
十字線なので、まだどっちに動くか分からない状態です。
安倍首相辞任の影響を見極める
気になるのは、安倍首相辞任の影響ですが、一番のネガティブ要素は後任が誰になるかです。特に安倍首相の外交の功績は非常に大きく、後任の方がどれくらいリーダーシップを発揮できるかがポイントです。
とは言え、当面はすぐに次期首相も決まりませんし、現状の金融緩和も継続されます
安倍さんも、後任が決まるまでは職務を続けると仰っていますしね。
後任に関しても、おそらくサプライズはないと思ってます。河野さんは人気ですが、順当にいけば岸田さんでしょうね。菅さんは参謀タイプなのでないでしょう。ネガティブサプライズがあるなら石破さんでしょうね(;^_^A
またコロナウィルスのワクチンの治験結果も、10~11月に発表されます。
それらをトータルで考えると、やっぱり年内は上げトレンドかなと思ってます。
金曜日の下げも一時的なセリクラだと思っていて、来週は株価も戻すと私は思ってます。実際に金曜日に下げた時、私は狙っていた銘柄をいくつか押し目買いしました。
とは言え油断禁物です。今までは順調に株価が回復してきましたが、そこに不安材料がポツンと投じられました。不安要素が増えて、少し嫌な感じがします。
来週はそのあたりに注目して、しっかり9月からの相場トレンドを見極めましょう。