2020年も7月になりました。この3週間ほとんど株価が動かず、方向性も乏しく、もどかしい相場が続きます。夏枯れ相場ですね~~。
ただ冷静に見たら、日経平均は昨年2019年の10月頃と同じ水準、マザーズはその時以上の株価になっています。
2019年10月はちょうど世界経済の成長低下が見受け始められた頃です。誰もが、そろそろ大きな調整・下落が来ると予想していました。結果は、隠れQE(金融緩和)もあり更に株価は上げました。
私は2019年10月と非常に似た状況だと思います。株価は割高で、これから更に株価が上がるかもしれませんし、大きな調整が来るかもしれません。
相場が分からない時こそ、キャッシュポジを増やそう
ちなみに私も2019年10月頃「そろそろ大きな暴落が来る!!」と思い、ショート(空売り)とダブルインバのポジションを増やしていました。レバも結構かけていました。
結果は大失敗!!かなりの含み損を抱え、かなり資産を減らしました。
その失敗の経験から学んだことは、『相場が分からない時は無理をしない』ことです。
どちらに動くか分からない時に、丁か半かで賭けるのは駄目です。
高確率で勝てて、大きなボラが取れる相場時期・銘柄に投資する事が大切です。
過去の失敗を踏まえて、私は利確を進めてキャッシュポジを増やしています。
利確のタイミングについては、ちょうど1か月前のブログで書いていますね。
www.happy-investment-life.com本当は日経平均24000円越えを期待していたのですが、まぁ予想通り・希望通りに行かないのが株です。それも楽しく思えるようなったら、一流の変〇投資家でしょう(笑)
キャッシュポジを増やすと、変な含み損・微妙な含み益を抱えていないので、相場を冷静に客観的に見ることができます。これは余裕を持て精神的に非常に良いです。
ここで注意したいことは、市場全体のボラが小さくなった時に、焦って値動きの大きな個別銘柄(いわゆるイナゴ銘柄)に手を出してしまう事です。
難しい相場になると個別銘柄に資金が集中してボラが大きくなります。これは確かに魅力的ですが、ただのゼロサムゲーム・早抜け競争です。余程得意ではない限り、ほとんどの個人投資家は負けてしまいます。ここはぐっと我慢しましょう。
何でもない枯れ相場の時に、大火傷をしてしまう事ほど悲しいことはないです。
今後の展望
まず8月から各社の1Qの決算発表が始まります。おそらく大多数の会社の1Qは悪いでしょう。ここでの注目は未定だった業績予想・配当予想を発表するかです。
好悪はあると思いますが、ここで出尽くすと思ってます。まずはここがターニングポイントになるでしょう。
次にアメリカ大統領選です。トランプ圧勝かと思っていましたが、意外とバイデンが頑張っていますね。これは、どっちに転ぶか全く分かりません。前回はトランプの勝利で短期間で大きく株価が動きましたが、今回も同じことが起きるかは分かりません。
いずれにしもて、警戒して注意しておくべきです。
まだまだ重要イベントはありますので、夏枯れ相場で無理するのではなく、今はじっくり力を貯えましょう~~。