株式投資犬♂タローの専業投資家への道

目指せサラリーマン卒業&専業投資家!! まずは資産1億円突破を目指します。

減配&業績不振の日産<7201>は買いか?

ゴーン不正問題を発端として、 何かと話題の日産<7201>ですが、減配&決算発表が悪く、めっちゃ株価を下げています。

今日は、そんな日産を分析してみようと思います。

減配の影響は?

まず日産を語る上で、大切なキーワードは高配当です。
連続増配&利回り4~5%オーバーという魅力があり、超ディフェンシブ銘柄でした。少々の悪業績、ゴーンの不正があっても、株価がなかなか下落しない特徴がありました。

そんな日産が、ついに減配発表。その翌日、大きく株価が下落しました。

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ゴーンの不正でも、リコール問題でも、ほとんど株価が下げなかった日産が、減配一発で下がました。これだから株は面白いですね(笑)

 

さて、ここで冷静に配当利回りを分析してみましょう~。

現時点(5/26)で日産の株価は740円で、今期の配当は40円予定です。
しかし、それでも配当利回りは5.4%と依然と高いです!!

これが来年、配当が40円から50円に戻ったとすると、配当利回りは6.75%になります。

60円なら、なんと8.1%です!!

 

次に、今期配当40円と近い、42円だった2015年の時の株価を見てみましょう。

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最安値を付けた8月の株価が999円です。今より259円(35%)も高いことが分かります。

このように、この数年で非常~~に割安になっていることが分かります。

ちなみに、今の日産のPBRは0.55倍、PERは17.06倍です。

日産の業績は?

次に業績を見てみましょう。前年比に対して、全部マイナスです(;^_^A

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 国別の販売実績です。

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18年度の比率を見てみると、日本14%、中国37%、北米34%、欧州15%です。

この数字を分析してみましょう~。

・欧州は「ロシアを含む」と書いていますが、ほぼ80%以上がロシアです。

・中国、北米を合わせると70%以上です。国内は14%しかなく、ほとんどが海外(米中露)と考えていいです。

いかに海外が大切、という事が分かりますね!!

日本人が「日産の新車ダサい~。オワコンーー!!」と言っても、外国人が「日産いいね!!」となったら話が変わります。その視点・論点が大切です。

またルノー問題が取り上げらていますが、そもそも欧州の売上って、そんなにないんですよね。大切なのは、米・中・露です。

 

この中で、特に問題なのが北米市場の低迷です。

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営業利益率が、かなり低下しています。中期計画にも米国事業のリカバリーが対策に含まれています。

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何故、米国市場がこんなに追い込まれているのか?しっかりとした分析が必要だと思います。(今回のブログでは間に合わず・・・、すみません・・・。)

逆にこの突破口が見えたら、日産は非常に面白い株だと思います。

キーワードは北米(米国)市場です。 中国市場は、現状維持でOKです。

 

なので、日米間の連携は非常~~に大切だと思います。

よく「米中摩擦が問題だーー」と言う人がいますが、私は違うと思います。確かに為替変動による輸出入の影響はありますが、それ以上に北米の市場が冷え込んでることが問題です。だからこそ、このタイミングでのトランプ大統領の来日は非常に大切です。

日産復活のポイントは?

タローが考える復活のポイントは、ブランドの回復です。値引きしないと売れなくなった日産車にはこれが必要です。

そのため、アメリカで人気のある会社との提携が必要だと考えます。

①Google(GAFA)との連携。

話題のMaaS(Mobility as a service)ですね。自動運転など、車のインテリジェント化ですね。デザイン+最新テクロジーで、付加価値を上げる事が大切だと思います。

②アメリカの自動車会社との提携

いっそルノーを止めて、アメリカの会社と提携するという案もあります。

ただ、その場合、中国・ロシアは反発しそうですね。中国・ロシア市場も大きく、今も米中貿易摩擦で問題になっているので、この案は微妙ですね(;^_^A

チャートを見てみる

最後に、一応チャートも見てみます。

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なんと日足以外のボリンジャーバンドは-3σにタッチしています。

月足だと733.5円、週足だと749.7円、日足だと644.1円になります。

ボリンジャーバンドは標準偏差を取り入れていますので、あり得ないくらい割安になっていることが分かります。

注意する点は、今後、株価が更に下がれば、-3σの値も下がっていきます。
そのため、明確に株価が切り返したタイミングで「買い」に入れることが大切です。

 

あと先週から信用売り残も大幅に増えています。

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260万株の信用売りが増えて、400万株を超えた事は異常です。今のところ機関投資の空売りが入っていない事も、ポイントです。ぜひ信用取引残をチェックすると良いです。

 

以上、まとめますと

①日産は減配したが、相変わらずの高配当株。ファンダメンタルズは良好・割安。

②V字回復のキーワードは米国市場の立て直し。

③直近、信用売り残が増えていて、短期でリバウンドを狙える可能性あり。

 

タローとしては、まず730円が目安になるかなと思います。先週728円を付けて、そこから反発しました。730円を割ったら、積極的に買ってもいいかな~と思ってます。

 

さて、トランプさんが来日しましたが、来週の株価はどうなるか?

楽しみですね!!♪