みなさんは、書籍・ブログ・Twitterなどで話題になっている銘柄を、どのようにチェックしていますか?
今日はタロー流の銘柄チェック方法を、スマホのSBI証券アプリを使いながら、ご紹介します♪
今回は日産<7201>を例にします。
①四季報で会社概要をチェック
まず最初に、どんな事をやっている会社かをチェックします。会社のサービス・製品を詳しく理解しておく必要はありませんが、業種・分野は押さえた方が良いです。理由は年によって、株価が上がりやすいテーマ・業種があるからです。
2019年だと、サンバイオ、オンコリス、アンジェスなどの「バイオ・製薬」だったり、ALBERT、エコモットなどの「AI・IT」銘柄ですね。
SBI証券のアプリだと「四季報」→「企業概要」からチェックできます。
会社の概要と最近の動向(上向きなのか、下向きなのか)を確認できるので非常に便利です。
②業績・ファンダメンタルズをチェック
次にチェックするのは、最近の業績です。いくらチャートの形が良く、勢いがあってもタローは、業績の良い or 上向きの会社しか買いません。
業績が悪い・不透明な会社は、どこかでチャートが大きく崩れて大損するリスクが高いので、タローは避けるようにしています。
まず、「四季報」→「財務状況」をチェックします。
ここで、この数年の売上高と営業・経常利益の推移を確認することができます。
毎年、黒字・右肩上がり or V字回復中の会社が良いですね♪
(日産は、ちょっと苦戦中かな・・・(^-^;)
次に「銘柄詳細」→「企業情報」からファンダメンタルズをチェックします。


PBR > ROA > その他(PER、ROE)の順にチェックします。ROE、ROAは最近3年間の推移を追うことができるので非常に便利です。
ただファンダメンタルズは、気休め程度の確認でOKです。PBR、PERが高くても勢いの強い銘柄は存在しますし。
③ようやくチャートをチェック
ここまで来て、ようやくチャートを確認します。まずチャートは日足、週足、月足の全体を眺めて、それぞれの詳細を確認します。
SBIアプリだと、右上の格子ボタンを押すと、5分足、日足、週足、月足を一括で見ることができます。このままだとスマホでは見にくいので、左下の「横に倒すボタン?」を押します。
そうすると、こんな感じに。見やすくなりましたね♪
これで、スマホを横にして見る事ができます。
全体の傾向が掴めたら、それぞれのチャートをチェックします。それぞれのチャートをタッチすれば、詳細画面に移動します。
チャートの確認は、色々な流儀・やり方があるので、ここでは詳しくは説明しません。
タローは、MACD、RCI、移動平均線、ボリンジャーバンドの4点を確認しています。
④信用取引残を確認
最後に信用取引残高をチェックします。信用取引残については、まだまだ研究中ですが、基本的に『信用買い残が多い(増えてる)銘柄は、株価が上がりにくい』と考えています。理由は、投機機関の空売り玉に使われるため、売り圧が強くなるためです。
www.happy-investment-life.com極端に信用買い残が増えてる銘柄は、避けるようにしています。
SBIアプリでは、「銘柄詳細」→「信用取引残」からチェックできます。
しかし、SBIアプリでは、これまでの変化・推移を確認することができません。
そこで、タローは「karauri.net」様で確認しています。こちらのサイトの方が情報が豊富です。
⑤貸株金利をチェック
更に、空売り圧を調べるため、SBI貸株金利も調べます。タローのブログでいつも紹介しているやつですね。貸株金利が5.0%を超えてきたら「危険」だと思っていて、よほど安くない限り、手は出しません!!
本当は、他の証券会社の貸株金利も調べたいのですが、そんなに差はないので、SBIだけにしています。
おまけ
その他のチェックと項目して「ニュース」。最近の銘柄に関するニュースが表示されます。
銘柄によっては、全くニュースが表示されないものもあります。でも、ニュースの量で銘柄の人気度も分かります。
ただ網羅的に広く、銘柄の情報を調べるなら、Google検索や、株探などの方がおすすめです。
あとは株主優待の有無や内容も確認することができます。
折角なら、株主優待や配当があった方がいいですもんね♪
この画面で、株主優待の権利確定日を確認することもできます。
ただタローは、楽しい株主優待&配当様のサイトで詳細を確認しています。
「銘柄名(コード) 優待」でGoogle検索すると、だいだいHITします。
優待利回り、配当利回りもチェックできるので非常に便利です。
以上がタロー流の銘柄チェック方でした。
まとめると、「会社の業種・テーマ」→「業績」→「チャート」→「信用取引残」の順に銘柄を評価しています。
実際に、毎日この流れでチェックしています。
(電車の中、寝る前、待ち時間、暇な時、仕事・講演がつまらない時、などなど)
ぜひ参考にしていただけると、嬉しいです!!