闘う投資家こと、久保優太さんが、このようなツイートをされていました。
信用買いしてしまうと空売り機関に貸株で空売り玉に使われてしまうので、エムティジェネックス買う時は必ず現物で買いましょうね😃✨
— 闘う投資家 久保優太 (@K1_Kubo_Yuta) 2018年9月12日
現物で買えば証券会社も空売り機関に株を貸せないので、もっと株不足に☝️
この仕組みが全然わからず、ずーーーーと悩んでいましたが、ようやく自分なりの答えが出ました。
※あくまでタローの私的見解です。本当に正しいかは分かりません。
貸株とは?
まず基本の貸株について、おさらいします。
貸株とは、個人投資家が現物(現金)で買った株を、証券会社に貸すサービスです。
自分の持株を貸すかわりに、貸株金利を得ることができます。
高い金利だと8~10%の銘柄もあります。
なんで証券会社は、こんな事をしているかというと、個人投資家から借りた株を、更に空売りファンドに貸しているのです。
自分が貸した株は、一度、証券会社の所有になり、最終的には空売りに使われます。高い金利の貸株ほど、ファンドに貸し出され、空売りに使われます。
空売りが上手くいけば、ファンドも証券会社も多くの利益を出すことができるため、個人投資家に高い金利をちらつかせる訳です。
空売りされると株価が下がるため、そのうち個人投資家は大きな損をすることになります。
信用買いの場合は?
では、「信用買い」した時は、どうなるのでしょうか?
信用買いは、自分の現金・持株を担保に、証券会社から株を買う(借りる?)仕組みです。
ポイントは、信用買いした株の持ち主(所有者)です。この所有者は、個人投資家でなく証券会社である、とタローは考えました。
信用買いした株の議決権・株主優待・配当などは貰えませんよね。
「お前の代わりに株を買ってやるよ~。でも所有者は、俺達(証券会社)だからな。」ということです。
では証券会社は、個人投資家の資本を担保にして、買った株をどうするのでしょう?
ただ寝かしていては、勿体ないので、そう!!空売りファンドに貸すのです。
お、恐ろしい・・・。
これ証券会社が、ノーダメージな点もスゴイです。信用買いの手数料・賃借料で利益を得て、信用買いで個人投資家が損した分を払わせると・・・。その補填があるので、安く株を売ったとしても大丈夫な訳です。
信用買いも、貸株サービスの場合も、最終的には証券会社に株が集まるところがポイントです。そして集めた株を、空売りファンドに貸して、その賃借料で儲けているのです。
なんで有名投資家の皆様が、現金での購入・現引を薦めているかが、この理由です。
個人投資家連合が、大量の株を保有することで、証券会社やファンドの保有数を減らし、自由に空売りさせないようにしているのです。
これで、抵抗勢力である空売り厨・豚を抑制することができるのです。
まぁ現物で買って、それを貸株に出してしまったら、意味はないですけどね(^-^;
なので、MTホルダーの皆様は、やっちゃダメですよ。SBIだと貸株金利1.0%です。そんな、はした金を狙ってませんよね?
株が需給、流通が大切なんだなぁ~~と改めて思いました。
タローも、貸株止めようかな・・・。