最近、話題になってる 「頭に来てもアホとは戦うな!」を読んでみました。
今日は、その感想を書きます。
まず結論から言うと、第1章だけでいいかな(笑)
第1章が導入で、あとは色々なケース毎の対応法が書かれています。
ですが、全体的に冗長(苦笑)。同じ事が何度も書かれていて、途中から飽きます(^-^;
何かのコラムかブログをまとめた本なのでしょうか?
わざわざ買う必要はないなぁ~と思いました。ならAmazonアソシエイト張るなよっていう。
ポイントだけ紹介します。
無駄な戦いを繰り広げる人の特徴
アホと戦う人の特徴として、次の5つを挙げています。
①正義感が強い
②自信にあふれる
③責任感が強い
④プライド高い
⑤おせっかい
これは合ってるなと思いました。よくTwitterやブログで、やたら不祥事をたたく人や、コメントの応酬で炎上する人は、このような性格の方だと思います。
自分が必ず正しいと思っていて、どうしても相手を自分の思うように正したい人です。
タローも小さいころから、「悪いことはするな~」「正しいことをしろ~」と教えられてきたので、割と正義感と責任感が強い方です。不正や不祥事に対して、つい色々と指摘してしまう方ですし、相手を正したくなり説教臭くなります(^-^;
まずは、自分の性格を正しく理解することが大切です。①~⑤のいずれかに当てはまる人は、アホと戦ってしまう可能性が高いので気を付けましょう~。
アホと戦うのは無駄なコスト
では、アホと戦わないためには、どうれすば良いのでしょうか。
まずアホと戦うコストを考えます。本の中では、サンクコストとタイムコストの2つが紹介されています。基本的にアホと戦うコストは無駄です。それなら他の優先すべきこと、大切な事にコストを割くべきです。
論理で相手をねじ伏せたい事もあります。でも、ねじ伏せたとしても、得られるのは一瞬の満足で、その後は空しいだけです。結局何も生まれません。
それでも、どうしても怒りが収まらない時は、どうすれば良いでしょうか?
まず一度、幽体離脱をしてみて俯瞰的・客観的に自分をみつめてみるべきだと書かれています。時間を置くのも良いかもしれませんね。そうすると冷静に物事を捉えることができます。
後は「何故、この人はこんな事を言うのだろう?」と相手の動機・気持ちをを探ってみる事です。それで少しは共感できるかもしれません。最終的には「こんな人なんだ。可哀そう~」と割り切ることも大切ですね。
アホと戦うべき時は?
アホと戦うべき時は、こちらも得るものがある場合(アップサイド)のみ戦うべきと書かれています。損する・無駄になる場合(ダウンサイド)の時は絶対に戦ってはいけません。
でも、アップサイドの場合ってあるのでしょうかね?(笑)
その具体例は紹介されていませんでした・・・。
タローは、直接的に自分の不利益につながる場合かなと思います。
例えば『株式取引に対する増税』。こんなん絶対阻止!!戦いますわ(笑)
最後に
200ページくらいある本ですが、ざっくりとこんな趣旨です(^-^;
ある意味「悟る・割り切る」ことが大切なのでしょうね。
タローも以前、Twitterで政治や不祥事に対して、ツイートしていましたが「無駄だな。なんか後味悪いな?」と思い、止めました。コメントもポジティブな事しか書かず、自分の考えと違うな?と思ったらスルーしたり、あまり追及しないようにしました。そうしたら、割と健全になりましたね♪
特にTwitter・ブログをやられている方には参考になると思います。
一方、人とぶつからない事で、人との関わりが希薄になる気もします。まぁ~それでもいいのかも。年を取れば、そんなもんかもしれません(笑)
ちなみに、今朝たまたま見た記事にも同じようなことが書かれていました。
「仕事の意味」を考えすぎるな――田端信太郎・青野慶久が若手に提言 (3/5) - ITmedia ビジネスオンライン
田端 信太郎: 「他人の価値観を変えよう」とするのは、あまりいい努力とは言えないですね。本当に組織全体を変えるとなったら、5年、10年はかかる。
それに「自分は残業したくないから認めてくれ」というのは戦いがいがあるけど、残業したい人がするのは個人の自由ですよね。
青野 慶久: 人の価値観を変えるのって、コストの割にリターンが小さいですよ。
何事も無駄なことはしちゃダメだと、改めて思いました。
いつも読んでいただき、ありがとうございます。
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