「3D2Y」は、有名なマンガ「ONE PIECE」で登場した言葉です。
主人公のルフィーが、頂上決戦で義兄のエースを助けることができず、自分の実力不足を初めて感じた時のお話です。
このままでは新世界で通用しないと思い、麦わらの一味が再集結する日を、「3日後では、2年後にしよう!!それまで各自、じっくりと新世界で通用する力を身に付けよう!!」と暗に伝えたメッセージです。
少年マンガでよく見る、どこかで負けて自分の限界や壁にぶつかり、修行をして、新しい力・技を身に付けるパターンです。NARUTOやドラゴンボールもそうですね(^-^;
これって株式投資やセミリタイアにも同じことが言えるな~と思いました。
いきなりは勝てない。じっくりと力を身に付ける。
普通の人は、いきなり投資を始めて大勝ちすることはありません。
多くの人は、何度か失敗や経験を積んで、徐々に勝てるようになります。
タローも昨年、セミリタイアを目指すことを決意しましたが、早くセミリタイアを実現したい思いで、いきなり大勝ち・一攫千金を狙ってしまいました。
その結果、宝くじで損をし、慣れないHYPER空売りで大損を出しました・・・。
何事も、いきなりはなく、じっくりと時間をかける必要があります。ルフィーが2年かけて、新しい必殺技を身に付けたように、何か実現したいと思ったら、それくらい時間をかける必要があります。似た考え方で「1万時間の法則」というのもありますね。
「セミリタイアしたい!!」「億り人になりたい!!」と思っても、数日、数か月では実現できない事を知ることが大切です。
それでも負ける日は、やって来る
次に何らかの才能があって、もしくはビギナーズラックで、いきなり勝てる人もいるでしょう。まさにマンガの主人公のように。
それでも、ルフィーのようにどこかで負けて、壁・困難にぶち当たります。
その時に大切なことは、再起不能になるまで負けないことです。
命がとられてゲームオーバーになったら終わりです。
株式投資で言うと、信用取引で過度のレバレッジをかけて、多額の借金を背負ってしまって退場してしまうパターンです。
自分の属性・得意技を見極める
マンガやゲームでは、キャラによって得意技が異なります。
ONE PIECEでの名言で、次のようなシーンがあります。
「俺は剣術も使えねェんだコノヤロー。航海術も持ってねェし!料理もつくれねェし!ウソもつけねェ!(でもアローンに対して)お前に勝てる」
人によって、得意分野・技術は異なります。これは株式投資も同じだと思います。
ハイテク、バイオ、ゲーム、不動産、アパレル、食品など、色々な分野の業種があり、テクニカル分析、ファンダメンタル分析、逆張り、順張りなど、色々な投資法があります。
まずは自分の得意分野・得意技(投資法)を見つけることが大切です。
人気の投資家・憧れの投資家が得意としている分野・技術が、自分と合っているかは分からないのです。
最後に
ウルフ村田さんが、Twitterで次のようにつぶやかれていました。
5年10年かけて1億円到達は、馬鹿でも出来る。
— ウルフ村田(村田美夏) (@muratamika2020) 2018年9月11日
私の生徒は、1年で1億円到達させるから。
タローは、逆に「5年10年かければ、馬鹿でも1億円到達できるんだ!!」と思いました。中長期投資をこつこつ続ければ、普通の人でも、いつかは1億円を貯めることができるのです。これは勇気づけられましたね。
「1日(1か月)で数千万円稼いだ」と短期間で成果をあげる投資家もいます。
しかし多くの有名投資家は、長い目線でじっくりと投資し、常に実力を磨いている方だと思ってます。そして、リーマンショックなどの大きな困難があっても、再起不能(退場)することなく、今も生き残っています。
タローは、このような投資家をお手本にした方が良いと思ってます。
(もちろん短期集中型投資を否定・批判しているわけではありません)
ぜひ「3D2Y」で、どんな時も負けない強い投資家になりたいですね!!
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