株式投資犬♂タローのセミリタイア&個人投資家への道

目指せセミリタイア&個人投資家!! まずは資産1億円突破を目指します。

【第1章】ベンジャミン・グレアムに学ぶ「割安株」投資法 ~その1~

「伝説の名投資家12人に学ぶ儲けの鉄則」から盛大にネタバレしない程度で、中身を紹介していきます。

第1章はベンジャミン・グレアムに学ぶ「割安株」投資法です。

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ベンジャミン・グレアムって、どんな人?

グレアムは「バリュー投資」を打ち立てた人で、あの有名なウォーレン・バフェットの師匠です。バフェットが「著述家や師をはるかに超越した存在」と言うくらい偉大な投資家です。

著書の「賢明なる投資家」は今でも有名で、個人投資家の教科書になっています。
タローは読んだことありませんが・・・、上巻だけで4000円するなんて・・・。

     
 

グレアムは、投資家として成功する前に2度の経済的破綻を経験しています。その1つが1929年に起きた世界大恐慌です。この株価大暴落時に株式投資の研究を更に続けて、「どんなことがあっても資産を大きく減らさない守りの投資法」を確立しました。

過去を見ても分かりますが、景気・株価は変動しますからね。不景気な時に、どう自分の資産を守るかが大切です。

グレアムの資産運用戦略

グレアムの資産運用戦略は2つです。

①資産ポートフォリオを柔軟に変化させる。

②安全性の高い割安株を見つけ、5銘柄以上に分散投資する。

 

資産ポートフォリオを柔軟に変化させる。

まず運用の資産全体を「現金・債権50%、株式50%」にすることを基本にします。

株式が有利な時は「現金・債権25%、株式75%」に、有利でない時は「現金・債権75%、株式25%」にします。

分かっているけど、なかなかこのルールを守ることって難しいですよね(^-^;

優待や長期保有目的で持っている株は、なかなか売ることができません。ただ必要に応じて、現金の比率を増やしたり、不調な株を整理することは大切です。

 

PBR(BPS)・PER(EPS)から割安株を見つける

次に割安株についてです。これは資産面(PBR)と収益面(PER)の2つの観点から判断します。

PBRは1株あたりの純資産(BPS)に対して株価が何倍かを示すものです。

BPSは純資産÷ 発行済み株数で計算できます。PBRが1倍以下なら「割安」です。

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(参考)「PBR(株価純資産倍率)」の意味や使い方を解説!「PBR1倍割れ」は「純資産>株価」の異常事態、優良企業なら底値のメドになるので買いのチャンス!|株初心者向け!株式投資のはじめ方|ザイ・オンライン

 

PERは1株あたりの純利益(EPS)に対して株価が何倍かを示すものです。

EPSは純利益 ÷ 発行済み株数で計算できます。このPERが10倍程度なら「割安」です。

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(参考)「PER(株価収益率)」の意味をやさしく解説!株初心者でも、その株が「割安か、割高か」がわかる大事な指標「PER」の「意味」と「使い方」とは?|株初心者向け!株式投資のはじめ方|ザイ・オンライン 

グレアムは「大幅な割安な水準」を以下のように述べています。

・その株の現在の収益から見た価値の3分の2以下( = PER10倍以下)

・かつ、資産価値を大きく上回らず、できれば資産価値以下( = BPR1倍以下)

このPER10倍以下・BPR1以下というのが、今でも株価の割安さを判断する指針となっています。

株の価値を3段階で考える

BPSとEPS×PERから、株の価値を3段階で考えることができます、

まずは会社の「資産」であるBPS(1株純利益)から考えます。資産は現状の会社の実力・体力を表しているため、これが基本になります。 下記の図の①500円がBPSになります。

それに対して「収益」を加えることで、将来の成長性を考慮します。

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EPSには実績EPSと予想EPSの2種類あります。これは言葉の通りで、実績EPSは前期の実際の純利益から計算され、予想EPSは今期の予測から計算されます。

上の図の②が実績EPS×PER、③が予想EPS×PERで計算される株価になります。

グレアムは、この中で①現在の資産価値(BPS)と②現在の収益力から見た価値(実績EPS×PER)の2つを重視しました。

グレアムは、あくまで現在の会社の価値・実力に対して割安かなのかを判断しています。

この章のサブタイトル『1万円札を5000円で買うつもりで割安株を探せ!』そのままですね。良いものを安く買う、という当たり前の原理です(笑)

これに成長性を加えたのがバフェットになります。この話は第3章で(^-^;

安全性の高い株は?

最後に「安全性」に関しては、3つの条件を示しています。

①過去10年間安定的に成長してきた実績を持つ。

②今後もそうして安定成長が続きそう。

③財務体質が強い。

 

①は過去の10年間赤字なしで、年2~3%(10年で30%)成長していることがグレアムの基準です。

②は明確な判断基準はなく、会社の強みや世の中のトレンド等などから考える必要があります。

③は自己資産比率から判断できます。自己資産比率は、資産のうち負債(借金)を除いた比率です。50%以上あれば、負債(借金)が少なく財務体質が強いと言えます。

 

さてグレアム流の「割安株」の選び方は分かりましたが、そうそうPER10倍以下、BPR1倍以下の株なんてありませんよね!!

次回は、どういう時に株を買って売れば良いか?をご紹介します。

いつも読んでいただき、ありがとうございます。

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