このところ、貸株金利が上昇しているフィルカンパニー<3267>。
ちょっと気になってみたので、ちょっと調べてみました。
「空中店舗フィル・パーク」事業
フィルカンパニーの事業は1つだけで、駐車場上部の空きスペースを活用した空中店舗フィル・パーク事業を展開してします。
ちょうど2年前(2015年)、「コインパーキングで年1200万円儲ける方法」 という本を読んでコインパーク事業には注目していました。アパート経営と比べて、初期投資・運用費が低く、空き地を活用できるからです。
皆様も、この数年で、近所の空き地がコインパーキングになったのを感じたことはありませんか?
フィル・パークは、空中の空きスペースに注目し、コインパーキングと賃貸のハイブリットモデルを確立しました。
この発想、非常に面白いです!!
なんで誰も気づかなかったのだろう?不思議です(笑)
ちなみにデザインもなかなかイケています。
ハイブリット型にすることで、初期投資の回収期間を短縮しています。
また建物管理において高コストとなるエレベーターを設置しないことで、運用費用を削減しています。上記の写真から分かるように、移動は外部の階段のみです。ただバリアフリーではないことは課題ですね。
その他、屋上の緑化を促進したり、機能性とデザイン性に重点を置いてる事も素晴らしいです。単純な駐車場+賃貸の組み合わせではない点がポイントです。
(参考)その他のメリットはこちらから
フィル・カンパニーの業績
フィルカンパニーは2016年11月に東証マザースに上場しています。上場して日が浅いですが、その成長ぶりは凄まじいです!!
今年に入り10,000円にせまり、10バーガー(10倍株)達成目前まで行きました。
業績も好調で、売上は前年度と比べて1.7倍です。2018年は売上・利益ともに増益計画です。
プロジェクト数も順調に増加しています。今年から拡大フェーズなので、これからの伸び率が楽しみです。
キーポイントは業務提携
フィルカンパニーは最短2019年(2年後)に経常利益10億円を目標にしています。
2018年の計画は5億円です。
この中長期目標は割と納得感があります。というも有名企業との業務提携が増えているからです。
①東急電鉄との提携(空中保育園建設)
東急電鉄とフィル・カンパニー、コインパーキング上部を活用した空中保育園施設を武蔵小杉に建設 :日本経済新聞
東急電鉄は、不動産・都市開発事業を展開していて、中期3か年経営計画の重点施策に「沿線資産活用コンサルティング事業の強化」を掲げています。
②日本郵政、いちごグループとの資本業務提携
この資本業務提携は、非常に頼もしいニュースです。日本郵政の持つ遊休地を活用でき、日本全国の窓口を生かした営業(販促)活動ができます。いちごグループとの連携で販売力を強化することができます。
フィル・パークのコンセプトが良いので、このような良い業務提携ができるのでしょうね。更に他の会社との提携が進めば、確実に受注・案件数を増やす事ができると思います。
今後の株価の予測
今後の株価ですが、再度10,000円に迫ると予想します。
ただし!!フィルカンパニーは下期偏重(下期に売り上げが集中する)特徴がありますので、中長期的な目線(計画)が必要です。
今週4/12(木)に、 2018年11月期第1四半期決算発表が予定されていますが、おそらくサプライズ発表はないと思います。本当はあって欲しい・・・。
計画に対しての進捗率が悪くても、下期に伸びる銘柄なので、慌てないようにしましょう。
むしろ、貸株金利が上がり、空売りされやすくなったので、6,000円以下(5,000円ならラッキー)で買えたら良いと思います。短期的には、これくらいまで下がると思います。
そして貸株に出して、10,000円に迫る日を待ちましょう♪
※ちなみに、タローは昨日、6190円で買いました。
ですが「少し早かったかな?」とブログを書きながら後悔しています(^^ゞ
いつも読んでいただき、ありがとうございます。
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