1週間前(3/23)に日経平均が1000円超下げましたが、結局元に戻りましたね!!
含み損-9.08%(2,828円)まで下げたJTさんは、この1週間で-1.38%(3,066円)まで回復しました!!ぶん投げなくて良かった・・・。
3,000円以下で買えた人は、素晴らしいです!!
防衛ライン突破(泣)こういう相場は、無理に買わない!! - 株式投資犬♂タローのセミリタイア&個人投資家への道
よい機会なので、大ボリューム株主アンケート(25問)を書きながら、JTについて調べてみました。
JTは、やっぱり「たばこ」の会社
JTは「たばこ事業」の他に「加工食品事業」と「医療事業」をやっています。
ですが、売上の87%がたばこ事業です!!
JTのIRサイトでは「事業の多角化」を推進していると書かれていますが、まだまだ主力は「たばこ」です。国内が売上の29.3%、海外が57.8%で、海外市場がメインです。
JTは世界第3位のシェアを持っています。1位は、iQOSで有名なフィリップ・モリス・インターナショナル。2位はブリティッシュ・アメリカン・タバコです。たばこ業界は、この2強のようです。
世界のたばこ消費上位5か国は、インドネシア、アメリカ、ロシア、日本、トルコです。日本は消費量が多いのですね!!
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この上位5か国のうち、JTは高いシェアを持ってます。
ロシア(1位)、日本(1位)、トルコ(2位)です。
ロシアは、世界3位の市場規模を持っていて、シェアはJTが33%、フィリップ・モリス・インターナショナルが27%、ブリティッシュ・アメリカン・タバコが23%です。第4位のドンスコイ・タバック(6.7%)を買収したことで、ロシアでのシェアが39.7%になります。
JT:ロシア4位のたばこ会社買収、総額1900億円-現地シェア4割に - Bloomberg
このロシア4位の買収に対しては、賛否両論があるようですが、シェアの拡大という意味ではアリだと思います。
アメリカは、PMIが41%のシェアを持っており、JTはわずか0.26%しかありません。あえてアメリカでは勝負せず、他の地域で勝負する戦略は正解です。
過去のブログで、なんで4位買うの?という無知なことを書いてスミマセン・・・。
ちなみに、インドネシアも買収を進めています。この積極的に攻める経営は、良いと思います。
日本ではモスバーガーが全店舗完全禁煙になったり、奈良県の市役所では喫煙後はエレベーターが乗れなくなったり、たばこに対して厳しいです。国内の紙たばこのシェアは縮小傾向で、売上も減少しています。
ただロシアやインドネシアの喫煙者率は高いです。グローバル&多角的なJTの戦略は正解だと思います。
ただ電子タバコで出遅れたのは痛いですね。株主総会でも突っ込まれたようです。
iQOSのイメージが定着してしまったので、プルーム・テックで如何に巻き返すかが需要ですね。(それか縮小する日本は捨てて、海外で勝負するかかな。)
toyokeizai.net今回、JTを調べてみましたが「タローとしては、当面心配ない」と判断しました。
そのため、長期保有&下落時に買い足す方針にしました。
うまくロシア・インドネシアのシェアを拡大できれば、更に成長するかもしれません。ただ国内の対策は必要ですし、たばこ以外の事業拡大も重要です。
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