信用取引って何となく怖くて、リスクが大きいイメージですよね?
タローもずっ~~とそう思っていて、信用取引は避けていました。
でも正しくメリット・デメリット・リスクを理解しないとダメだと思い、色々と調べて勉強しました。今日は『信用取引とメリット』についてご説明します。
信用取引とは?
信用取引は自分の現金・株を担保として、証券会社からそれ以上の現金・株を借りて取引ができる仕組みです。
担保の約3.3倍の株式取引ができます。自分が保有する現金・株以上の取引ができるので、より大きな利益を狙うことができます。(レバレッジってやつですね)
信用買いと信用売り
信用取引には二つあります。
信用買いは『株値が上がること』を予想し、証券会社から「現金」を借りて「株」を買うことです。買った株が値上がりすれば、利益が出ます。
(引用)楽天証券・信用取引とは?
信用売りは『株価が下がること』を予想し、証券会社から「株」を借りて「現金」にすることです。
借りた「株」は、いつか買い戻して「現金」で返す必要があります。そのため株価が下がった方が安く買い戻せ、その差分が利益になります。
(引用)楽天証券・信用取引とは?
委託保証金(= 担保)
信用取引の担保のことを委託保証金と言います。最低30万円の委託保証金が必要です。
普通は「現金」を入金するのですが、自身の持っている株式の80%を担保にできます。これを代用有価証券と言います。
現金と代用有価証券の合計が30万円以上あればOKです。
例)現金22万円 + 株8万円(株10万円分×0.8) = 30万円
ちなみにSBI証券では、現金の委託保証金を委託保証金現金と呼んでます。
もう一つのルールで「委託保証金は信用取引の30%」を維持する必要があります。
これを委託保証金率と言います。
例)100万円の信用取引をしたければ、100万円×0.3 = 30万円の委託保証金が必要です。
まとめると
- 信用取引は「委託保証金」30万円以上かつ「委託保証金率」30%以上が必要です。
※厳密には証券会社によって「委託保証金」と「委託保証金率」は異なるようです。
制度信用取引と一般信用取引
制度信用取引は「証券取引所」の選定基準を満たした銘柄のみを対象にした取引です。いわば証券取引所のお墨付き!!
メリットは低金利で借りられる。(金利は後ほど説明します。)
デメリットは銘柄数が少ないのと6ヵ月以内に返済という期限付き。
一般信用取引は「証券会社」と直接取引を行います。銘柄や金利を証券会社ごとに設定できます。
そのため制度信用取引より銘柄が多く、6ヵ月以内の返済期限もないです。ただ制度信用取引より高金利です。
信用取引は絶対6か月の期限付きだと思っていたのですが「制度」と「一般」と違うのですね。なぜ「一般」は期限がないかは、次回の「デメリット」で説明します。
(引用)SBI証券-信用取引の仕組みとルール
信用取引のメリット
信用取引のメリットは、この二つに尽きます。
- 自身の資金以上の取引を行える。(レバレッジ)
- 株の「売り」取引を行える。
と他のサイト・ブログにも書いてあるでしょう。
しかし一見メリットに見えているようでデメリット・罠もあり・・・、
次回は、信用取引の「デメリット・リスク」についてご説明します。
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【株のお勉強】信用取引のデメリット・リスクは? - 株式投資犬♂タローの専業投資家への道