株式投資犬♂タローのセミリタイア&個人投資家への道

目指せセミリタイア&個人投資家!! まずは資産1億円突破を目指します。

HEROZ<4382>の危うさ。AI銘柄の見極め方

HEROZ<4382>の異常な盛り上がりをきっかけに、このブログを書きましたが、ようやく初値が付きました!!始値49,000円で始まり、終値はストップ安の42,000円です。

やはり異常です。IPO当選者は、ウハウハでしょうが。

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そもそも、世間もAIという言葉だけが異常に取り上げられていて、なんでもかんでも、AIと言っておけば良い状態です。

今日は、そんなAIブームの本質と、AI銘柄の購入判断ポイントについて紹介します。

(なるべく専門用語を使わず、分かりやすく説明したいと思います。)

先にまとめると・・・

  • Deep learingという画期的なAI開発技術が論文発表され、それを無料で実行できるオープンソース(TensorFlow、Chainer)が登場した。
    誰もが簡単に優秀なAIを作れるようになり、明確な差はなくなった。
  • AIを応用した儲かるサービス・ソリューションを作れる会社に投資するべき。AI会社の強み・差別化ポイントが不明瞭であれば、投資はしない。

当たり前のことなんですが、『AIという流行りの言葉に踊らされず、しっかり会社の実力を見て投資すること』が言いたいことです(;^_^A

AIブームの火付け役はDeep Learing

まず昨今のAIブームについて説明します。AIブームの始まりは、Deep Learingという超~画期的&高精度なAIを開発できる技術が論文発表されたことです。

今までもニューラルネットを始め、AI開発技術はあったのですが、高精度を出すのが難しく、AI研究は停滞していました。AI業界の冬と呼ばれています。

この超えられない壁を超えたのがDeep Learingです。

さらにGoogleがDeep Learingを使って、簡単にAIを作れるソフト「TensorFlow」を無料公開しました。

Googleさんのスゴイところは、自社の技術を独占するのではなく、世の中に無償(フリー)提供する点です。彼らは世の中に変革を起こし、良い意味での競争(技術・サービスを磨くこと)を起こすことを目的にしています。マジ神、すごい・・・。

 

誰もが優秀なAIを作れるようになりました。AIのコモディティ化、民主化が起こり、世の中に広く浸透するようになりました。AI業界の春、ブームの始まりです。

 

「いやいや、嘘でしょう~~。誰もがAIは作れないですよ」と思いますよね?

 いくつか例を紹介します。まず地方のクリーニング屋さん。プログラム経験がない副社長さんが独学でTensorFlowを使って「服の種類を識別するAI」を開発しました。

www.itmedia.co.jp

次の例は、きゅうり農家のAIです。元自動車メーカーのソフトウェアエンジニアの方が、お母さんのきゅうり仕分けの負担を減らすために、「きゅうりの良し悪しを選別するAI」を開発しました。使ったのは、やはりTensorFlowです。

www.itmedia.co.jp

このお二人はAIの専門家ではありません。でもAIが作れてしまうんです。

つまり、昨今のAIブームは、

誰もがAIを作れるようになった

という事が本質なのです。

だから色んな会社がAI、AIと言うようになったのです。

 

AI銘柄の見極め方

誰もが優れたAIを作れるになった今、じゃあ、どのようなAI銘柄を買えば良いのでしょうか。

AI会社のビジネスは①自社でAIサービスを展開する、②自社で培った経験を生かして、他社に対してコンサル・サポートをする、の2つです。

①自社でAIサービスを展開する

自社でAIサービスを展開する際のポイントは、他社に真似されない儲かるサービスを展開することです。

残念ながら今のAI技術に圧倒的な差はなく、出口のサービス・ビジネスで差をつけるしかありません。

展示会に行くと、ちょっとした中小企業が人物認識(性別・年齢など)を使ったサービスを紹介しています。話を聞くと自社開発されたということです。ちょっと前までは、NEC、富士フイルム、日立、ソニーなどの大企業しか開発することができませんでしたが、今では中小企業でも作れてしまいます。

となると「人物認識」だけでは、他社との違いがなく、結局売れない訳です。

これは、AIに限った話ではなく、技術に圧倒的な差がなければ、他で差別化をするしかありません。

差別化のポイントの一例は、特定のドメイン(業界・業種・ユーザなど)に特化し、そのドメイン固有の知識・特徴と組み合わせることです。ある業界には、そこにしかない微妙な専門知識があったり、他社が簡単に参入できない流通網・仕組みがあるものです。

あとは、そのサービスが儲かる(売れる)かです。

当たり前ですが、いくら他社と差別化が出来ても儲からなければ意味ないです。

サービスが儲かるかを判断するには、対象の市場規模を把握すると良いです。

 

②他社に対してコンサル・サポートする

この場合の成功例は、自社に優秀な人材がいるかです。これは単純にAIに詳しいだけの専門家ではなく、Deep Learingを正しく理解しており、TensorFlowなどを使ってAIシステム・ソリューションを構築できる人材です。まさに最初にご紹介したクリーニング屋さん、きゅうり農家さんが良い例です。

更にAI人材を定期的に一定数確保し、社内育成している会社はすごく評価が高いです。

次のポイントはコンサル先の大きさです。提携先が大企業(ビッグネーム)であると非常に良いです。

例えば、Preferred Networks(PFN)というAI会社は、トヨタから巨額な出資を受けています。jp.techcrunch.com

実は、このPFNと言う会社、AI業界の超~~~本命なんです。

ここが上場したら、HEROZなんか目じゃないです。タローもIPO応募しますし、買います。

PFNは、TensorFlowと同じくらい有名なChainerというAI開発ソフト(無料)を作った会社です。優秀なAI人材も集まっており、AI業界&国内では非常に有名な会社です。

HEROZの将棋AI「PONANZA」も、Chainerが使われています。

 

PFNは、優秀な人材が多く、正しくDeepLearingを理解していて、さらに自社でAI開発ソフトを作ってしまった。だからトヨタは魅力を感じて、投資をしている訳です。

 

以上まとめますと、

AIは誰にでも作れるようになりました。

AI開発技術を正しく利用し、AIを応用した儲かるサービス・ソリューションを作れる会社が生き残ります。

 

AI会社のサイトを見ると、割と抽象的な事業・サービス紹介が多いです。

そして、どの会社も同じような事を言っています。

抽象的な表現だと、その会社の実力・強みが全く分かりません。ただの真似事、競合他社と同じレベルかもしれません。

これが、PFNように具体化すると投資の判断ができると思います。

実力・強みが明確にならないなら、AI銘柄に投資するのは止めておいた方が良いと思います。リスクの方が大きいです。

 

次回は、HEROZを含めたAI会社について調査して、買いの判断を分析してみようと思います。

 

いつも読んでいただき、ありがとうございます。

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