株式投資犬♂タローのセミリタイア&個人投資家への道

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【株のお勉強】信用取引のデメリット・リスクは?

前回、信用取引とメリットについてご説明しました。

【株のお勉強】信用取引とは?メリットは?

今回は、信用取引のデメリット・リスクについてご説明します。

信用取引のデメリット

信用取引は、通常の取引より維持コストが高いです。

そのため長期で運用すると、徐々に元の資産を削られていきます。

RPGの毒攻撃のように)

金利貸株料

信用取引を行う際、手数料の他に金利貸株料がかかります。

銀行からお金を借りた時に「金利」が付くのと同じです。

信用買いに対するコストを「金利(買方金利)」、信用売りの場合「貸株料(売方金利)」と言います。

 SBI証券の場合、以下の金利貸株料(年間)になってます。

  制度 一般
金利(信用買い) 2.80% 3.09%
貸株料(信用売り) 1.15% 2.00%

SBI証券(旧SBIイー・トレード証券)-オンライントレードで株式・投資信託・債券を-

これが、まぁまぁ高い!!長期で保有するほど損をします

一般信用取引は、6か月の期限がないため、金利が高くなってます。

また信用買いの方が、信用売りより金利は高いです。

 

例)500万円の株を制度信用買いすると、500万円×0.028 =14万円 / 年間の金利が発生します。

これを一ヶ月にすると、約11,000円の金利が発生します。

制限信用取引の場合、6か月の期限付きなので最大7万円の金利が発生します。

逆日歩

これは信用売りのみ発生します。(信用買いは関係ないです)

信用売りが殺到し「信用売り数」が「信用買い数」を超過してしまい、株が不足した時に発生します。

証券会社は証券金融会社から株を調達します。いよいよ証券金融会社の持っている株が不足すると、今度は大株主・機関投資家から、お金を払って株を借ります。これが逆日歩です。

そしてこの逆日歩の負担が、証券会社から信用売りした人にも回ってきます。 

http://www.kabuyutai.com/column/images/gyaku_flow.png

(引用)楽しい株式優待&配当・逆日歩(ぎゃくひぶ)とは

 例えば、逆日歩が1円発生して、1000株持っていると、1日1000円の逆日歩を支払う必要があります。

恐ろしいのは、逆日歩が連続して発生した場合、毎日支払いを続けないといけません。

 

信用取引のリスク

信用取引のリスクは「追証(追加証拠金)」です。

場合によっては、大きな負債・借金を背負うことになります。

追証(追加証拠金)

追証は「おいしょう」と呼びます。

(追加証拠金は「ついかしょうこきん」なのに、不思議・・・。)

追証は、委託保証金のルール「委託保証金」30万円以上かつ「最低委託保証金率」20~25%以上を守れなくなった時「加で払う金」です。

 

「えっ、委託保証金率は30%じゃないの?」

委託保証金率最低委託保証率・最低維持率は違うんです。

委託保証金率30%だと、すぐ追証が発生してしまうので、すこし余力を持たせてるのです。

各証券会社よって異なりますが、約20~25%です。これより下回ると追証が発生します。

委託保証金が30万円以下になったら、無条件で追証が発生します。

まめると

  • 委託保証金が、30万円以下になる。
  • 委託所保証金が、信用取引の20~25%を下回ったとき。

 

追証が発生したら?

追証が発生した場合、証券会社指定の期日までに支払う必要があります。

証券会社ごとに違いますが、だいたい追証が発生した翌々営業日です。

この日までに追証を解決しないと、その翌日に強制的に決済(売買)されます!!

https://www.rakuten-sec.co.jp/web/domestic/special/beginner/images/margin05-img-02.png

(引用)楽天証券-追証(=追加証拠金)とは?

SBI証券では、「追証発生日より起算して3営業日目」と分かりにくい表現をしています。「起算」は追証が発生した日も含まれるので、翌々営業日と同じです。

SBI証券 HELP-追加保証金(追証)

 

実質2日以内に対応しないといけません!!
(これは恐ろしい・・・)

 

追証が起きる原因

追証が起きるのは、委託保証金が減ると起きます。

1. 代用有価証券の株価が下がった場合

担保の株価が下がれば、当然、委託保証金も下がります。

逆に担保の株価が上がると、委託保証金は上がります。

 

2.信用取引で損失が出た場合

信用取引損失(含み損)が出ると、その分を保証金から引かれます。

注意する点は信用取引利益(含み益)が出ても、保証金に追加されません。

決済(利確)後、現金にした後、委託保証金に再追加する必要があります。

(なんか理不尽・・・)

 

メリットの裏にデメリット・リスクあり。

 以前、信用取引のメリットは以下の2つだとご説明しました。

  1. 自身の資金以上の取引を行える。(レバレッジ
  2. 株の「売り」取引を行える。

 

しかし、レバレッジをかけるという事は、損失・金利も倍増します。

 例)50万円の資本で、同じ株を①普通の取引で50万円買う、②50万円を保証金にして、信用取引で150万円買うとします。そして株値が半分になったとします。

(①の場合)50万円 → 25万円で、-25万円の損失です。しかし25万円残ります。

(②の場合)150万円 → 75万円で、-75万円の損失です。保証金50万円では足りなくて、-25万円の借金を背負うことになります。

これ以外に「金利」があります。追証で保証金を追加した場合、その分もマイナスです。損失以外にも負担費用が発生します。

 

②の損失が①の3倍(レバレッジ分)になっています(-25万円×3 = -75万円)

金利信用取引(150万円)に掛かってくるので、金利にもレバレッジがかかります。

この2点が、信用取引の罠・リスクです。

 

信用取引は「株を売ること」ができますが、人気の売り銘柄は逆日歩が発生しやすいです。これが自身の資産を少しずつ減らしていくため、注意する必要があります。

 

次回は『どのような場合に信用取引をやるべきか?』をタローなりに考察します。

 

いつも読んでいただき、ありがとうございます。

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